東京医療保健大学 59 9 -1P- 10
20 -2P- 15
6 -3P- 16
18 -4P- 12
6 -OT- 5
-OT-
58 専修大学

GAME REPORT

 第1ピリオド、専修大が果敢にリバウンドに飛び付き、キャプテン#9川上の先制点へと結び付ける。対する医療保健大は、#14岡田を中心に強気なドライブを幾度となく仕掛け、流れを探る。中盤、専修大#10島倉が得意のジャンプシュートで加点すると負けじと医療保健大#9永田が鋭いドライブで喰らい付き、均衡した展開が繰り広げられる。10-9と専修大が優位な状態で第2ピリオドへ。


 第2ピリオド、立ち上がり、医療保健大は#7王が先制点を沈め、幸先の良いスタートを切ると#74水野も本来の力を発揮し始め、猛攻を仕掛ける。しかし、専修大も#3渡部が連続3Pシュートを決め切り、簡単に流れを譲らない。終盤になると、医療保健大#36新城がペイントエリアで躍動し、徐々に流れが動き始める。29-25と医療保健大がリードし前半を折り返す。


 第3ピリオド、序盤、追いかける専修大は#12田口が器用なパス捌きを見せ、#10島倉が安定してターンシュートを沈め、リズムを取り戻す。対する医療保健大は、積極的にゴールへ向かうも相手の激しいディフェンスに攻めあぐねてしまう。その隙に、専修大は#27小笠原、#31熊倉と成長したルーキーたちが大暴れし逆転に成功。41-35と勝負の行方は最終ピリオドへ。


 第4ピリオド、専修大は#3渡部が技ありのシュート、#10島倉がトリッキーなフックシュートで相手に追い討ちをかける。一方の医療保健大は、#57若原の3Pシュートや#37森田のジャンプシュートで喰らい付く。終盤、専修大は#9川上が意地のリバウンドをもぎ取り、チャンスを演出すると一気に加速する。一進一退の攻防が繰り広げられ、試合の行方は延長戦へ持ち込む。


延長戦、開始早々、専修大#27小笠原がバスケットカウントをねじ込み勝利への執念を見せる。対する医療保健大も#74水野が勝負所で3Pシュートを沈め、見せ場を作る。残り3秒、医療保健大#7王がファウルを獲得すると、プレッシャーの中で、確実に一投沈めると勝負あり。59-58と接戦を制し医療保健大が初戦を白星で飾った。