試合区分:No.2669
開催期日:2021年10月30日
開始時間:13:00:00
開催場所: 日本体育大学世田谷キャンパス
主審:坂 美佑紀
副審:中澤 美保子,佐藤 麻衣子

早稲田大学 74 17 -1P- 17
12 -2P- 20
18 -3P- 11
27 -4P- 23
-OT-
-OT-
71 専修大学

早稲田大学

HC:大西 真由
No. PLAYER S PTS 3FG FG FT F REB AS ST BS TO MIN
M A M A M A OR DR TOT
3 フェスターガード ヤヤ 17 5 8 1 7 0 0 1 2 4 6 1 1 0 2 26:20
6 栗田 有子 0 0 0 0 1 0 0 2 1 1 2 0 0 0 0 2:32
7 大原 咲織 3 1 1 0 7 0 0 1 5 4 9 0 0 0 3 27:37
11 神山 夢来 13 1 8 3 7 4 4 2 2 1 3 0 0 1 0 36:01
12 松﨑 玲那 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 2:07
15 利川 晴菜 DNP
17 河村 くるみ 0 0 1 0 0 0 0 1 0 1 1 0 0 0 1 6:14
18 桂 蘭 DNP
21 中山 桂 2 0 1 1 5 0 0 0 1 2 3 0 0 0 1 14:51
22 中野 雛菜 5 0 0 2 5 1 2 2 2 3 5 0 0 1 0 11:20
23 江村 優有 27 6 15 3 9 3 5 4 3 3 6 0 1 0 0 35:30
25 田端 夏海 DNP
32 江頭 璃梨 DNP
34 今井 美沙樹 7 2 6 0 6 1 2 1 2 3 5 0 0 0 0 37:28
35 境 美潮 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 1 4 2 6 0 0 0 0 00:00
合計 74 15 40 10 47 9 13 16 22 24 46 1 2 2 7 250:00

専修大学

HC:児玉 茂
No. PLAYER S PTS 3FG FG FT F REB AS ST BS TO MIN
M A M A M A OR DR TOT
0 千葉 暁絵 9 1 5 3 6 0 0 3 0 3 3 0 0 0 1 22:08
7 小山内 ソムティ梨明 DNP
11 中村 帆香 DNP
13 寺尾 友里 7 0 1 2 2 3 4 1 0 1 1 0 0 0 0 6:43
14 永末 雪乃 25 3 11 6 7 4 6 2 2 2 4 0 0 0 4 38:07
15 近藤 萌 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1:53
19 優 博美 2 0 0 1 3 0 0 3 0 2 2 0 0 0 1 11:52
21 篠崎 来夢 3 0 2 1 4 1 2 3 1 10 11 0 1 1 4 39:15
30 志村 愛莉 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0:45
35 佐古 美咲 DNP
37 中村 安里 6 0 0 2 3 2 2 0 1 7 8 0 3 1 3 27:56
38 小幡 桃花 6 2 4 0 0 0 0 0 0 3 3 0 0 0 0 17:52
55 石邑 仁菜 DNP
93 本田 朱里 13 2 4 1 4 5 6 0 0 3 3 1 0 1 1 33:29
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 4 0 0 0 1 00:00
合計 71 8 27 16 29 15 20 13 4 36 40 1 4 3 15 250:00

GAME REPORT

個々が持つ多彩な能力を活かし、最終戦を白星で飾りたい早稲田大学と、持ち味のリズムを存分に発揮し、3連勝を目指す専修大学によるリーグ戦第7戦。序盤は両者激しい競り合いを見せ、長い時間を接戦のままで戦い抜く。思うように点差がつかない苦しい時間が続くも、互いにエネルギッシュなプレイを見せ、観る者を魅了する。中盤、両者ともにオフェンスがディフェンスを上回る展開を繰り広げ苦しい時間を過ごすも、終盤でインテンシティの高さで流れを掴み取り、逆転で押し切った早稲田大が白星を挙げた。


第1クォーター、序盤、両者は決してリードを許さぬ展開を見せる。トランジションの速い展開で光るのは早稲田大#23江村のスピード感溢れるゲームメイク。ディフェンスで僅かな隙を見つけるとすぐさまチャンスを物にし、スティールからポイントまでを見事にこなしていく。対する専修大も激しくボールに食らいつき、早稲田大に流れを掴ませない。専修大#14千葉の3Pシュートが決まると次々とシュートが決まり、その独特なリズムで着実に得点する。終盤、競り合う両者は意地を見せ合い17-17、同点のまま第1クォーター終了。


第2クォーター、序盤、一歩前に出たのは#38小幡の3Pシュートで得点に踏み込んだ専修大。両者ともにボールへの執着心が凄まじく、依然同点のまま中盤はターンオーバーの多い展開に。早稲田大は低身長ながらもその特徴を活かし、ゴール下に切り込むドライブでファールを誘う。対する専修大は#21篠崎、#37中村のガッツあるリバウンドが続き、この勢いで#14千葉が2連続ポイントを挙げる。終盤、専修大の勢いが早稲田大を僅かに上回り、#14千葉の3Pシュート、#37中村のブザービートをもって29-37、専修大がリードを奪い第2クォーター終了。


第3クォーター、序盤、後半の幕を挙げたのは早稲田大#11神山の強烈なドライブ。間も無く江村が2連続3Pシュートを沈め、加えて#3ヤヤの速攻が決まると開いた点差が僅かとなる。中盤、専修大は詰まる点差を前にも冷静に試合を運び逆転を許さないが、早稲田大の猛攻が効き始め、勢いは早稲田大が専修大を上回る展開に。終盤、早稲田大#12中野の得点で点差を1点に詰めた早稲田大だが、意地でゴール下を守り抜いてきた専修大を打ち破るには一歩及ばず47-48、専修大が1点リードで第3クォーター終了。


第4クォーター、序盤、ここまでの時間をクラッチタイムで過ごす両者であるが、激しい身体のぶつけ合いを重ね、有り余るエネルギーを放出させる。遂に逆転を許した専修大はビハインドを裏返すべく、#14千葉らが得意の外角シュートで応戦する。しかし決め切ることができず、その傍らでは早稲田大#34今井、#23江村が外角シュートを成功させる。中盤、専修大#93本田の3Pシュートが決まり、この得点を皮切りに勢いに乗りたい専修大は続けて#14千葉、#38小幡が得点に絡む。終盤、逆転を返したい専修大は果敢にボールに飛びつき、再び逆転を試みるも叶わず74-71、土壇場で逆転に成功した早稲田大が最後までリードを守り、最終戦を勝利で飾った。

小荒井 春菜