試合結果

試合区分：No.2683
開催期日：2021年10月23日
開始時間：11:00:00
開催場所： 拓殖大学八王子キャンパス
主審：本間 さとみ
副審：古畑 咲,千葉 美幸

拓殖大学 74 17 -1P- 19
14 -2P- 21
20 -3P- 29
23 -4P- 21
-OT-
-OT-
90 東京医療保健大学

拓殖大学

HC：佐藤 森王
No. PLAYER S PTS 3FG FG FT F REB AS ST BS TO MIN
M A M A M A OR DR TOT
5 生田目 汐織 DNP
10 カヤノ レベカイライダコトミ DNP
11 木村 真唯 4 0 1 2 4 0 0 3 0 1 1 3 0 0 2 17:45
12 浜井 彩 ● 12 0 2 4 11 4 4 2 0 7 7 0 1 1 3 27:39
13 黒川 菜津奈 2 0 0 1 1 0 0 1 0 0 0 1 1 0 0 9:18
15 佐古 愛 ● 9 1 2 3 6 0 0 2 1 1 2 1 0 0 0 26:35
19 吉田 眞子 5 1 2 1 1 0 0 2 1 2 3 2 0 1 2 18:56
21 小村 日夏理 ● 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 2 3:44
23 バイ クンバディヤサン ● 28 0 0 10 17 8 8 3 2 5 7 0 2 0 3 30:05
27 児玉 志織 DNP
32 高橋 美玖 4 0 2 2 4 0 0 0 2 0 2 0 0 0 0 14:43
35 ディクソン モニカ 8 0 4 4 6 0 0 3 0 1 1 1 0 0 2 21:33
45 野尻 愛架 ● 0 0 1 0 2 0 0 4 1 2 3 0 1 0 1 19:47
55 ンウォコマーベラス アダクビクター 2 0 0 1 3 0 0 3 0 2 2 0 0 0 1 9:55
58 篠原 愛佳 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2 0 0 0 0 00:00
合計 74 2 14 28 55 12 12 23 8 23 31 8 5 2 16 250:00

東京医療保健大学

HC：伊藤 彰浩
No. PLAYER S PTS 3FG FG FT F REB AS ST BS TO MIN
M A M A M A OR DR TOT
1 古木 梨子 8 2 2 1 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 9:01
3 イベエスター チカンソ 5 0 0 2 3 1 2 1 0 0 0 0 0 0 0 8:39
5 パレイ のりこ DNP
7 洪 潤夏 2 0 2 1 2 0 0 2 0 0 0 3 0 0 1 12:44
8 ジョシュア ンフォノボテミトペ ● 9 0 0 4 7 1 5 2 5 6 11 0 4 1 4 31:21
11 三好 青花 2 0 2 1 1 0 0 1 0 1 1 0 0 0 0 10:11
12 木村 亜美 ● 6 0 3 1 6 4 6 0 1 3 4 6 1 0 1 30:59
17 矢島 里都 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1:04
18 池松 美波 ● 15 2 7 3 4 3 4 0 1 2 3 1 4 0 2 25:15
22 林 真帆 19 6 8 0 1 1 1 1 1 0 1 0 2 0 0 24:30
25 伊森 可琳 ● 10 1 4 1 2 5 5 1 2 1 3 1 0 0 1 21:10
30 佐藤 果歩 DNP
32 中澤 梨南 DNP
35 齊藤 未来 DNP
77 岡本 美優 ● 14 1 7 3 5 5 6 4 3 2 5 0 0 0 1 25:03
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 5 6 0 0 0 0 00:00
合計 90 12 35 17 34 20 29 12 14 20 34 11 11 1 11 250:00

GAME REPORT

プライドを見せつけ勝ちにこだわる拓殖大学と、タイトル奪還に向けこの一戦を勝ち抜きたい東京医療保健大学によるリーグ戦第6戦。序盤で接戦を繰り広げた両者は騙し合いの攻防で観る者を魅了する。激しく身体をぶつけ合い、互いにゴールに執着する姿は無観客会場に熱をもたらす。終始リードを有した医療保健大は一貫して冷静さを保ち、チーム力と個々の能力で拓殖大を圧倒した。対する拓殖大も意地とプライドで最後まで食らいつき、その姿は勇気と感動を与えるものであった。両者ともに熱い戦いをみせたこの試合は、勝利への執着心が勝った医療保健大が制した。


第1クォーター、序盤、医療保健大#18池松が連続スティールを繰り出しオフェンスチャンスを生むとチームが勢いづき、得点に繋がらない時間帯も要所で奮闘する。一歩先に流れを引き寄せる医療保健大に対する拓殖大も、#15佐古の３Pシュート、#23クンバのゴール下で得点。中盤、一進一退の展開を続ける両者はリードを図る。医療保健大は中への合わせを巧みに使いこなし、ゴール下の点数でリードを固める。終盤、拓殖大#15佐古、#23クンバが果敢にゴールに攻め込む。掴みで王者をねじ伏せたい拓殖大であったがわずかに届かず17-19、医療保健大がリードし第1クォーター終了。


第２クォーター、序盤、接戦を制し切りたい医療保健大はオールコートマンツーマンで拓殖大を追い詰める。医療保健大が仕掛けたトラップが拓殖大のゲームメイカーを悩ませ、中盤に差し掛かるとリードが開く。ミスが続く拓殖大は#23クンバと#15佐古が起点となりリバウンドに執着し、逃げる医療保健大を追いかける。終盤、拓殖大のダブルキャプテンが点差を縮めようとするも、医療保健大シューターらが許さず31-40、医療保健大がわずかにリードを有し第２クォーター終了。


第３クォーター、序盤、このままリードを守りたい医療保健大は、#18池松が持ち前のボールコントロールで巧みに切り込み得点する。続いて司令塔にして安定のスコアラーである#12木村がファールを誘うドライブで加点。対する拓殖大はここでリードを許すわけにはいかず、ゾーンで医療保健大の攻撃を足止めする。しかし途中出場の医療保健大#22林が2連続３Pシュートを沈め、依然流れは変わらない。中盤から拓殖大#11木村、#45高橋、#12浜井のジャンパーで食らいつくも終盤、医療保健大が外角シュートで強さを見せ、医療保健大がリードを広げ第３クォーター終了。


第４クォーター、序盤、流れを変えたい拓殖大は、#35ディクソンの先制点から#12浜井のドライブが続き、チームが勢いづく。さらにディフェンスで好調な流れを生み、#12浜井、#15佐古ら4年生が意地とプライドで果敢に攻め続ける。拓殖大が徐々に点差を詰める中、医療保健大は焦ることなく冷静に試合を進める。終盤、拓殖大がボールへの執着心のあまりファールが嵩む。その後も医療保健大はペースを崩さず74-90、終始リードを有しチーム力と個人の能力を存分に発揮した医療保健大が勝利した。

小荒井 春菜