試合区分:No.806
開催期日:2018年5月12日
開始時間:14:20:00
開催場所: 日本女子体育大学
主審:針生 淳男
副審:富樫 彰子,東條 輝正

白鴎大学 85 18 -1P- 08
16 -2P- 19
17 -3P- 19
22 -4P- 27
12 -OT- 04
-OT-
77 筑波大学

白鴎大学

HC:佐藤 智信
No. PLAYER S PTS 3FG FG FT F REB AS ST BS TO MIN
M A M A M A OR DR TOT
4 三木 里紗 8 1 3 2 5 1 2 2 1 4 5 1 0 0 1 21:56
5 神﨑 璃生 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 1 1 0 0 0 4:47
6 春日 イザベル瑠璃 DNP
7 米長 華菜 2 0 0 1 1 0 0 0 0 1 1 0 0 0 1 5:10
8 佐藤 京香 8 0 2 2 7 4 8 1 2 3 5 2 0 0 0 30:53
9 上田 祐季 19 5 10 2 6 0 0 3 0 3 3 0 1 0 1 37:08
12 小林 沙織 2 0 1 1 2 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 11:01
13 小笠原 彩香 0 0 0 0 2 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 10:10
14 佐坂 樹 14 1 1 4 4 3 3 2 2 4 6 3 0 1 2 31:05
15 天坂 伶香 DNP
16 菊地 恵里奈 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 3:02
17 山崎 澪菜 DNP
18 軸丸 ひかる 7 0 0 1 5 5 9 1 4 5 9 1 2 0 3 34:39
19 今村 優花 DNP
20 シラソハナ ファトージャ 25 0 0 9 17 7 11 4 5 12 17 0 0 1 1 33:09
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 3 4 0 0 0 1 00:00
合計 85 7 17 22 49 20 33 16 15 36 51 8 4 2 10 250:00

筑波大学

HC:柏倉 秀徳
No. PLAYER S PTS 3FG FG FT F REB AS ST BS TO MIN
M A M A M A OR DR TOT
5 嘉数 唯 0 0 1 0 1 0 0 2 0 0 0 0 0 1 0 5:24
10 小林 珠子 DNP
11 木村 珠貴 4 0 0 1 1 2 2 4 0 1 1 0 0 0 1 17:40
14 伊藤 遥香 DNP
16 高辻 真子 13 3 9 2 8 0 0 3 3 5 8 5 3 0 2 42:24
20 矢田 真悠 8 1 1 0 6 5 10 2 2 2 4 1 1 0 1 33:55
23 渡邊 悠 2 0 0 1 4 0 0 3 0 3 3 0 1 0 0 23:41
24 佐々木 芽衣 7 0 0 2 2 3 3 1 0 0 0 0 0 0 0 3:23
31 夏井 麻朱 DNP
32 佐藤 由佳 7 1 2 2 4 0 0 2 1 0 1 0 0 0 1 35:53
33 塩田 うめか DNP
37 田中 みなみ DNP
43 澤田 佳奈 DNP
45 佐藤 由璃果 27 2 5 10 18 1 1 3 4 9 13 2 0 0 2 31:08
72 出原 菜月 9 0 2 3 7 3 4 3 1 2 3 2 0 0 2 29:31
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 0 0 0 1 00:00
合計 77 7 20 21 51 14 20 23 11 24 35 10 5 1 10 250:00

GAME REPORT

 何としても勝ち星を挙げたい白鷗大学と、昨日の勢いが残る筑波大学との決勝リーグ二戦目。序盤、#20ソハナの高さを活かした攻撃で一気に二桁リードを得た白鷗大を、筑波大が追いかける展開が続く。その後も、#4三木のジャンパーや3Pシュートでコンスタントに加点を続ける白鷗大に対し、筑波大は#24佐々木の三連取などで追い上げるも、34-27と白鷗大リードのまま前半を終える。後半に入り、筑波大は#45佐藤(由璃)が3分間で7得点の活躍を見せ、一時リードを奪うも、白鷗大も#9上田の3Pシュートや#14佐坂のドライブで連取し、再び点差を広げていく。最終ピリオドに入っても、白鷗大は攻撃の手を止めることなく加点し、再び点差を二桁まで伸ばす。しかし残り4分、筑波大は#16高辻を中心に猛追を見せ、残り8秒、筑波大#16高辻が放った3Pシュートがネットを揺らし、73-73。オーバータイムに突入する。オーバータイム、#16高辻がドライブを沈めるも、後が続かない筑波大に対し、白鷗大は#9上田が3Pシュートにドライブと着実に得点を重ね、勝負あり。85-77と、白鷗大が大接戦を制し、決勝リーグ1つ目の白星を手にした。


 第1ピリオド、序盤、両チーム激しいプレッシャーディフェンスを敷き、ロースコアな展開となる。しかし、中盤、白鷗は#20ソハナを投入し高さのアドバンテージを作ると、さらに#14佐坂もバスケットカウントを沈め一歩リードする。その後も、依然として相手のディフェンスを前に攻めあぐね得点の伸びない筑波大に対し、白鷗大は#20ソハナの高さを活かしたインサイドを起点に攻撃を展開し、コンスタントに加点。終盤、筑波大は#72出原がジャンプショットを沈めるも、白鷗大も#14佐坂が決め返し、18-8。白鷗大の10点リードで第1ピリオドを終える。


 第2ピリオド、序盤、筑波大は#32佐藤(由佳)がドライブを沈めると、オールコートディフェンスを仕掛け、#16高辻のワンマン速攻などで追い上げるも、ファウルトラブルにより失速。一方の白鷗大は#14佐坂のジャンプショットや#4三木の3Pシュートで返し、二桁差を保つ。その後も、ファウルトラブルに苦しむ筑波大を横目に、白鷗大が#14佐坂の3Pシュートなどで得点し、優位に試合を進めていく。しかし、残り1分、筑波大は#24佐々木がバスケットカウントを含む7得点を挙げ、怒涛の追い上げを見せ、27-34。筑波大が僅かに点差を詰めて、試合を折り返す。


 第3ピリオド、序盤、筑波大は堅いディフェンスを敷き相手の得点を抑えると、#45佐藤(由璃)が高確率なシュートで怒涛の4連続得点を挙げ試合を振り出しに戻すと、開始3分、#20矢田のフリースローでついに逆転する。白鷗大はたまらずタイムアウトを要求すると体制を立て直しに成功。#9上田の3Pシュートや#20ソハナのインサイドで連取し、再びリードを奪う。筑波大も#32佐藤(由佳)、#45佐藤(由璃)が3Pシュートを返し、粘りをみせるも、終盤、白鷗大は#14佐坂が二連取し追い打ちをかける。51-46と、依然として白鷗大リードのまま最終ピリオドへ。


 第4ピリオド、白鷗大は開始から#4三木がジャンパーを沈めると、#20ソハナがドライブにジャンプショットと二連取し、再びリードを二桁まで広げる。一方の筑波大はタフショットを強いられ思うように得点できずスコアが止まる。中盤、筑波大は#45佐藤(由璃)のインサイドで3分間の沈黙を破ると息を吹き返し、再び点が入り始めるも、相手の攻撃を止めることは出来ず、点差は変わらない。試合が動いたのは残り4分。筑波大は#32佐藤(由佳)がドライブを沈めると、#16高辻が3Pシュートで続き、さらに#72出原のゴール下で2点差まで詰め寄る。しかし白鷗大は落ち着いたパスワークから#20ソハナが確実にシュートを沈め、69-60と再び引き離す。それでも筑波大の猛追は終わらず、残り2分、筑波大は#16高辻、#20矢田が二連続で3Pシュートを沈め、粘る。そして73-70と白鷗大の3点リードのまま迎えた終盤、残り8秒、高辻が好スティールから3Pシュートを沈め、同点に。73-73と、勝負の行方は延長戦に。


オーバータイム、先制したのは白鷗大。開始早々に#9上田のアシストから#20ソハナがゴール下を沈め、幸先の良いスタートを切る。対する筑波大は#16高辻がドライブを沈めるも、その後、シュートを決めきることが出来ず、得点が止まる。その間も白鷗大は#9上田が確実に得点を重ね、再び点差は広がっていく。そして残り1分30秒、白鷗大#9上田がこの試合5本目の3Pシュートを沈めると、これが決定打に。85-77と、最後まで粘りを見せる筑波大に対し、落ち着いた試合運びで得点を重ねた白鷗大が大接戦を制し、決勝リーグ初の白星を手にした。

原田 知歩