試合区分:No.5066
開催期日:2025年6月8日
開始時間:10:00:00
開催場所: 白鷗大学大行寺キャンパス
主審:松本 祐大
副審:飯田 はるか

拓殖大学 101 27 -1P- 13
20 -2P- 24
25 -3P- 21
29 -4P- 20
-OT-
-OT-
78 専修大学

拓殖大学

HC:佐藤 森王
No. PLAYER S PTS 3FG FG FT F REB AS ST BS TO MIN
M A M A M A OR DR TOT
0 伊藤 瑠々 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 1 02:45
5 高橋 京香 7 0 5 3 11 1 2 4 2 3 5 3 1 0 1 26:53
7 曽根 妃芽香 9 3 10 0 1 0 0 2 3 0 3 1 2 1 1 20:50
8 ンドイ ウム 31 0 0 14 18 3 4 0 16 12 28 1 1 3 3 29:54
9 清水 さくら 5 0 3 2 7 1 1 0 1 3 4 7 1 0 2 20:02
11 古田 千夏 DNP
18 竹部 心羽 5 1 3 1 2 0 0 0 1 2 3 0 5 0 1 13:41
24 望木 智妃 5 1 1 1 2 0 0 1 2 0 2 0 0 0 0 06:01
26 落合 茉矢 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 02:45
27 オゼメナ カムスィ 8 0 0 3 5 2 6 2 3 3 6 0 0 0 1 14:27
30 大山 瑚南菜 11 3 8 1 1 0 0 2 2 7 9 5 0 0 1 22:07
47 坂口 彩花 13 0 4 6 10 1 2 2 2 2 4 6 1 0 1 20:40
72 月松 蒼 6 2 5 0 4 0 0 2 0 0 0 1 0 0 0 10:08
86 秋本 瑚々南 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 02:45
99 三國 ソフィアエブス 1 0 1 0 2 1 2 0 0 0 0 1 0 0 1 07:02
チーム 0 0 0 0 0 0 0 1 4 2 6 0 0 0 1 00:00
合計 101 10 40 31 64 9 17 16 36 35 71 25 12 4 15 250:00

専修大学

HC:長南 真由美
No. PLAYER S PTS 3FG FG FT F REB AS ST BS TO MIN
M A M A M A OR DR TOT
5 殖栗 佳穂 23 0 4 10 22 3 5 5 1 7 8 4 3 0 5 39:19
9 高橋 楓 17 2 4 5 10 1 1 1 2 5 7 5 2 0 4 38:44
12 服部 夏実 DNP
15 堀内 すみれ DNP
22 加藤 凛音 5 1 4 0 1 2 2 0 4 2 6 0 0 0 0 12:37
24 小林 咲穂 15 3 9 3 9 0 0 0 1 2 3 2 1 0 2 37:19
26 青木 七彩 12 2 3 3 7 0 0 2 1 1 2 1 2 1 3 31:25
29 内藤 莉緒 4 0 0 1 3 2 2 1 2 3 5 0 0 0 2 17:01
31 助川 空 2 0 0 0 6 2 2 3 6 2 8 1 0 0 0 23:35
42 和田 幸葉 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 3 0 0 0 0 00:00
合計 78 8 24 22 58 10 12 12 17 25 42 13 8 1 16 250:00

GAME REPORT

拓殖大学と専修大学の全国を賭けた一戦は、序盤から拓殖大がインサイドとドライブで主導権を握る展開に。専修大は第2クォーター以降、ディフェンスと速攻から反撃を試みるも、要所でのシュート精度に苦しむ。第3クォーターは互いに譲らぬ点の取り合いとなったが、拓殖大は終始リードを維持。第4クォーターには#7曽根の連続3Pシュートや#47坂口のスピードドライブが決まり、勝負あり。専修大も最後まで戦い抜いたが、101-78で拓殖大が全国への切符を掴んだ。


第1クォーター、試合の火蓋を切ったのは、拓殖大#7曽根のスリーポイント。完璧なフォームから放たれた一投がネットを揺らし、チームに勢いをもたらす。対する専修大も負けじと#5殖栗、#9高橋が鋭いドライブで応戦。だが、インサイドの主導権を握ったのは拓殖大。#27オゼメナと#8ウムの鉄壁インサイドコンビが、ゴール下でのリバウンド争いを完全に制圧。加えて#9清水、#47坂口の切れ味鋭いドライブが炸裂し、瞬く間に点差は二桁へと広がる。専修大も#22加藤が鮮やかな3Pシュートを沈めたのを皮切りに、フルコートプレスで流れを変えにかかるが、拓殖大の勢いを止めることは出来ず、13-27で第1クォーター終了。


第2クォーター、反撃の狼煙を上げたのは専修大。#26青木の広い視野から繰り出された冷静なアシストを、#24小林がしっかり沈め、まずは先制点。勢いそのままに、#5殖栗を軸とした積極的なアタックで、じわじわと点差を縮めていく。しかし、拓殖大#8ウムが依然として止まらない。ゴール下で無類の存在感を放ち、専修大に簡単には流れを渡さない。だが、クォーター終盤、専修大が一気にギアを上げ、試合の空気が変わった。プレッシャーの効いたディフェンスからスティール、そこからの速攻が次々と決まり、会場の雰囲気も一変。追い上げムードが最高潮に達したところでブザーが鳴り、47-37で第2クォーター終了。


第3クォーター、両者譲らぬ点の取り合いで幕開け。拓殖大#24望木が3Pシュートを決めれば、すぐさま専修大#24小林が意地の3Pシュートで応戦。一進一退の展開の中で、スコアボードは絶えず動き続ける。点差を縮めたい専修大は、#5殖栗を中心に強気のドライブでディフェンスを切り裂き、必死のアタックを続ける。だが、簡単には主導権を渡さないのが拓殖大。試合のリズムが速くなる中でも、#72月松が落ち着いて構え、冷静に放った3Pシュートがネットに吸い込まれる。その一投が専修大の追い上げムードに一線を引き72-58で第3クォーター終了。


第4クォーター、再び試合を動かしたのは、拓殖大#7曽根。序盤からスリーポイントを連続で沈める。その精密なシュートタッチが試合の流れを完全に掌握。なんとか食らいつきたい専修大は、#9高橋がバスケットカウントを奪い、#24小林も意地の3Pシュートで応戦。だが、追撃ムードに水を差したのは拓殖大#30大山。要所での3Pシュートが冴えわたり、得点差は再び広がっていく。さらに圧巻だったのは#47坂口。全コートを駆け抜けるスピードドライブでディフェンスを置き去りにし、専修大に反撃の隙を与えない。それでも専修大は最後のブザーが鳴るその瞬間まで走り続け、諦めない姿勢を見せたが、101-78で拓殖大が全国への切符を掴んだ。

三瀬 未来