2019.12.01

1部昇格の勢いを継続しさらなる高みを目指す/ 山梨学院大学

 12月9日(月)より、第71回全日本大学バスケットボール選手権大会(#インカレバスケ)が開催されます。関東女子からは加盟校を代表してリーグ戦上位11チームが参戦します。今日は関東8位、山梨学院大学をご紹介致します。


 今年のリーグ戦では、2部Aブロック11勝3敗と2位で1部との入替戦にのぞみ、創部史上初となる1部昇格を果たした山梨学院大学。ガード陣の外角シュートに加え、175cmオーバーの選手を主力に揃え、ポストアタックやリバウンドなど身長を生かしたプレーが目立つ。応援席から聞こえるサポートメンバーの声援にも注目だ。

(#8 丸 由梨乃)


 層の厚さにも定評のある山梨学院大学の主軸となるのは、巧みな1on1で得点を生み出す#8 丸 由梨乃(4年/千葉経済大附高)や、器用なドライブインで得点をあげる#5 大澤 来彩(3年/帯広南商業高)ら経験豊富な上級生と、リーグ戦では1試合平均19.3得点を挙げるなど179cmの身長を生かしたプレーで攻守にわたりインサイドの要となる#16 橋口 樹(2年/東筑紫学園高)や、果敢なゴールアタックが光る#18 浅野 瑛菜(2年/足羽高)ら下級生。

(#16 橋口 樹)

 さらに3Pシュートを中心に得点力のある#12 髙木 志歩(3年/東筑紫学園高)や、高身長を生かしたプレーで攻守にわたり貢献度の高い#15 石川 明日香(3年/韮崎高)に加え、”黄金の右フック”を代名詞に決めるとベンチが最も盛り上がりを見せる#17 山本 千加(4年/中部大一高)らの活躍も必須となるだろう。


 そんな個性あふれるメンバーが揃う山梨学院大学を率いるのは、#4 山本 由真(4年/昭和学院高)だ。流れを読むゲームコントロールと強気な3Pシュートでチームに勢いをもたらす。そんな山本 由真選手にインカレを8日後に控えた今の気持ちを尋ねると、「あと8日で最後の大会が始まってしまうので、あっという間だなという気持ちと、最後の大会に向けて全力で頑張ろうという気持ちがあります」とコメント。チームの状態については「入替戦で勝って1部昇格したことによって勢いにも乗れているので、この勢いをそのまま継続して、インカレでもいい形で試合が運べるように頑張りたいと思います。」と話す。

 また、インカレの目標については「去年の成績を超えることと、一戦一戦山梨学院大学らしいバスケットをすることです。」と答え、「学生ラストの大会なので悔いの残らないように全力で一つひとつ頑張っていきたいと思います。」と意気込みを話した。

▼山本 由真

(山梨学院大学/NO.4/4年/昭和学院高)

リーグ戦では全14試合にスタメンで出場し1試合平均10.1得点、3ポイント26本(4位)、30アシスト(3位)とスタッツ面での活躍も目立った。


 山梨学院大学は10日、立命館大学との初戦を迎える。関東1部リーグに昇格し勢いに乗る今大会では昨年のベスト16という結果を超え、さらなる躍進を期待したい。「常笑常勝」をスローガンに45人全員で戦う最後の大会が始まる。


▼初戦

日時:12月10日(火)11時30分~

会場:エスフォルタアリーナ八王子Aコート

対戦:立命館大学(関西4位)


▼ロスター

https://jubf.jp/game/university-detail/id/16/type/intercollege/y/2019/s/women


▼大会公式サイト

https://jubf.jp/game/index/type/intercollege/y/2019/s/women


▼日程 ※女子

2019年12月9日(月)~14日(土)

▼会場

エスフォルタアリーナ八王子(12月9日~11日)

駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館(12月12日~14日)

#大学バスケ #大学日本一決定戦

Writer
松本 さくら(マツモト サクラ)

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