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最後の大会を迎える熊倉「1試合でも多くできるように」/ 専修大学
12月9日(月)より、第71回全日本大学バスケットボール選手権大会(#インカレバスケ)が開催されます。関東女子からは加盟校を代表してリーグ戦上位11チームが参戦します。今日は関東6位、専修大学をご紹介致します。
今季は1部リーグで4勝10敗、6位という順位でリーグ戦を終えた専修大学。息のあった連続性のあるオフェンスやチームディフェンスで流れを作るのが特徴だ。リーグ戦では苦しい状況でもコート上の選手、ベンチが明るい表情でプレーする姿が印象的だった。
チームの中心となるのは、スピードを活かしたファストブレイクや長距離の3Pシュートを得意とする#11 河村 美侑(3年/札幌山の手高)や、力強いドライブや巧みなステップインでチームの得点源となる#59 秋元 文香(3年/千葉経済大附高)だ。専修大学の攻撃の流れを作るキーマンと言えるだろう。
(#11 河村 美侑)
さらに、ガッツのあるプレーやゴールアタックでチームを鼓舞するキャプテンの#32 池ヶ谷 優香(4年/駿河総合高)や、オフェンスリバウンドやパワフルなドライブが持ち味の#25 須藤 郁帆(2年/郡山商業高)、3Pシュートを得意とする#5 石垣 加代(3年/山形商業高)らが支える。力強いプレーで得点を重ねる#14 永末 雪乃(1年/文大杉並高)とパスセンスの光る#21 篠崎 来夢(1年/文大杉並高)のルーキー2人の活躍にも期待したい。
(#14 永末 雪乃)
チームの支柱となるのは4年生の#31 熊倉 菜々子(東亜学園高)だ。正確な合わせのシュートでコツコツと得点を重ね、ディフェンスではリバウンドで大きく貢献する。熊倉選手にインカレを直前に控えた今の気持ちを尋ねると「とても楽しみです。1試合でも多くできるように頑張ります。」とコメント。
チームの状態については「リーグ戦の反省を生かして一人ひとりがインカレに向かってレベルアップしています。」と前向きに話す。
インカレへの想いについて尋ねると「1試合1試合全力で戦い抜き、4年間の集大成として多くの方に感謝の気持ちが届くように精一杯プレーして、悔いなく終わりたいです。」と意気込みを話した。
▼熊倉 菜々子
(専修大学/NO.31/4年/東亜学園高)
リーグ戦では全14試合にスタメンで出場し、1試合平均10.5得点、5.6リバウンドを記録した。
専修大学は10日、北信越1位の北陸大学と対戦する。昨年は準々決勝で白鷗大学に敗れるも5位という結果を残し、最終日まで戦い抜いた。今大会は順位決定戦がない分負けたら終わりの一発勝負となる。1試合でも多く戦えるようにと熊倉選手が話すように、チーム力で挑む専修大学がどこまで勝ち残れるか。リーグ戦よりさらに進化したチームオフェンスに注目だ。
▼初戦
日時:12月10日(火)16時30分~
会場:エスフォルタアリーナ八王子Aコート
対戦:北陸大学(北信越1位)
▼ロスター
https://jubf.jp/game/university-detail/id/75/type/intercollege/y/2019/s/women
▼大会公式サイト
https://jubf.jp/game/index/type/intercollege/y/2019/s/women
▼日程 ※女子
2019年12月9日(月)~14日(土)
▼会場
エスフォルタアリーナ八王子(12月9日~11日)
駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館(12月12日~14日)
#大学バスケ #大学日本一決定戦