2019.12.06

「明るく元気に」をモットーに、9年ぶりの日本一へ/ 拓殖大学

 12月9日(月)より、第71回全日本大学バスケットボール選手権大会(#インカレバスケ)が開催されます。関東女子からは加盟校を代表してリーグ戦上位11チームが参戦します。今日は関東3位、第4シードの拓殖大学をご紹介致します。


 今季、春のトーナメントでは7年ぶりの優勝を飾った拓殖大学。リーグ戦では10勝4敗とその実力を見せ、3位という結果を残した。拓殖大学のスピードと高さを生かしたオフェンスを抑えることは容易ではないだろう。チームの主力となるのは、今季のトーナメント、新人戦、リーグ戦の3大会全てで得点王を獲得するなど、圧倒的な得点力を誇る#23 バイ クンバディヤサン(2年/岐阜女子高)と、精度の高い3Pシュートに加えリバウンドでの貢献度も高い#14 吉田 舞衣(3年/八雲学園高)だ。

(#23 バイ クンバ ディヤサン)

 さらに、打点の高いジャンプシュートやドライブを武器とする#12 浜井 彩(2年/旭川藤女子高)や、リーグ戦での活躍の目立ったガードの#15 佐古 愛(2年/昭和学院高)、自ら積極的に仕掛け得点につなげる#5 生田目 汐織(1年/郡山商業高)ら下級生の活躍にも期待したい。

(#12 浜井 彩)


 中でも注目は、#36 小笠原 美奈(4年/明星学園高)だ。オールラウンドなプレーで大量得点をあげるほか、常にリバウンドに入り続けチームに貢献する。そんな小笠原選手にインカレを直前に控えた今の気持ちを尋ねると「大学バスケ最後の大会なので悔いの残らないように頑張ります。」とコメント。

 チームの状態については「4年生中心にインカレに向けて1日1日を大事に練習に取り組んでいます。」と話す。「チーム全員で戦って日本一になります。」と話す小笠原選手にインカレへの想いを尋ねると「1年で最後の大会なので、いろんな方に感謝の気持ちが伝わるよう全力で戦って笑顔で終わりたいと思います。」と意気込みを話した。


▼小笠原 美奈

(拓殖大学/NO.36/4年/明星学園高)

リーグ戦では全14試合にスタメンで出場し、1試合平均11.2得点、同8.6リバウンド(4位)、同2.6アシスト(4位)を記録。


 拓殖大学は9日、北海道の札幌学院大学との初戦を迎える。昨年は準々決勝で東京医療保健大学をあと一歩のところまで追い詰めるも6点差で敗れ、最終順位は6位。昨年の主力の4年生が抜け、多くの下級生が主軸を担う今大会、拓殖大学らしく「明るく元気」なプレーで戦い抜き、日本一にどこまで近づくことができるか注目だ。


▼初戦

日時:12月9日(月)14時50分~

会場:エスフォルタアリーナ八王子Bコート

対戦:札幌学院大学(北海道2位)


▼ロスター

https://jubf.jp/game/university-detail/id/76/type/intercollege/y/2019/s/women


▼大会公式サイト

https://jubf.jp/game/index/type/intercollege/y/2019/s/women


▼日程 ※女子

2019年12月9日(月)~14日(土)

▼会場

エスフォルタアリーナ八王子(12月9日~11日)

駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館(12月12日~14日)

#大学バスケ #大学日本一決定戦

Writer
松本 さくら(マツモト サクラ)

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