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リーグ戦の悔しさを乗り越えさらに成長した姿を・・・/ 桐蔭横浜大学
12月9日(月)より、第71回全日本大学バスケットボール選手権大会(#インカレバスケ)が開催されます。関東女子からは加盟校を代表してリーグ戦上位11チームが参戦します。今日は関東10位、桐蔭横浜大学をご紹介致します。
昨年のインカレでは初出場ながら8位と好成績を収めた桐蔭横浜大学。今年のリーグ戦では初めての1部リーグで0勝14敗、日本体育大学との入替戦に76-84で敗れ2部Aブロック降格が決まる苦しいシーズンとなった。しかし白星こそあげられなかったものの随所で桐蔭横浜大学の持ち味とする前線から仕掛ける攻撃的なディフェンスや、積極的なゴールアタックと3Pシュートで流れを掴む場面が見られ、一気に畳み掛ける爆発力のあるチームと言えるだろう。
(#12 生田 涼)
パワフルな1on1でチャンスを作るガードの#2吉田 有花(3年/埼玉栄高)や、果敢なドライブを武器とする#12生田 涼(3年/実践学園高)、クイックモーションのシュートを得意とする#30富林 乃慧(4年/文大杉並高)、アグレッシブな飛び込みリバウンドが光る#13髙山 美瑠(1年/湯沢翔北高)らが主軸を担う。さらにチームの特徴の1つである一気にメンバーを入れ替え、158cmと小柄ながら突破力のある#7久保 亜矢美(4年/千葉経済大附高)や確率よく3Pシュートを決める#24岡田 寿々花(1年/安積黎明高)らを中心にペースを変える戦い方にも注目したい。
(#7久保 亜矢美)
中でもリーグ戦での姿が目を引いたのは、#22米谷 帆芽(4年/札幌山の手高)だ。苦しい状況の中でも常にゴールにアタックし続け、積極的に3Pシュートを狙い決め切る。コートの中でも外でも声を出し続ける姿には強いキャプテンシーを感じた。そんな米谷選手にインカレを10日後に控えた今の状態を尋ねると「リーグ戦での課題に取り組みながら、チーム全体が良い緊張感の中で練習できていると思います。 それぞれが個人のスキルを向上させることができていてリーグ戦とは違う、成長したチームの姿を見せられると思っています。」と自信をみせる。
インカレの目標については「昨年のベスト8の成績を超えられるように頑張ります。」と答え、米谷選手自身のインカレへの想いについては「リーグ戦での悔しさをはらせるように頑張ります。また今まで支えてくれた方々への感謝の気持ちをコートで表現できるように頑張ります。桐蔭横浜大学の応援よろしくお願いします!」と意気込みを述べた。
▼米谷 帆芽
(桐蔭横浜大/NO.22/4年/札幌山の手高)
リーグ戦では出場した13試合でスタメンを務め、1試合平均17.6得点(7位)、3ポイント同2.9本(2位)とキャプテンとして、またエースとしてチームを牽引した。
桐蔭横浜大学は9日、北信越2位の新潟医療福祉大学との初戦を迎える。流れに乗ったら止まらない桐蔭横浜大学の勢いのあるバスケットで勝ち進み、昨年の成績を上回ることはできるか。2度目の挑戦が始まる。
▼初戦
日時:12月9日(月)13時10分~
会場:エスフォルタアリーナ八王子Aコート
対戦:新潟医療福祉大学(北信越2位)
▼ロスター
https://jubf.jp/game/university-detail/id/138/type/intercollege/y/2019/s/women
▼大会公式サイト
https://jubf.jp/game/index/type/intercollege/y/2019/s/women
▼日程 ※女子
2019年12月9日(月)~14日(土)
▼会場
エスフォルタアリーナ八王子(12月9日~11日)
駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館(12月12日~14日)
#大学バスケ #大学日本一決定戦